持続化補助金の採択率は?19回・20回の発表時期と採択率を予想 | みんなの補助金コンシェルジュ

持続化補助金の採択率は?19回・20回の発表時期と採択率を予想

持続化補助金の採択率を過去の推移から解説します。第19回・第20回の発表時期や採択率を予想し、一般型と創業型の違い、採択率を高めるポイントも紹介します。

持続化補助金の採択率は?19回・20回の発表時期と採択率を予想
目次

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ポイント

  • 持続化補助金の第19回までの平均採択率は約59%

  • 第19回の採択結果は2026年7月頃、第20回は2027年2~3月頃の発表が予想される

  • 採択率を高めるには、課題・取組・効果が一貫した事業計画書と加点項目の活用が重要

持続化補助金の採択率はどのくらい?

持続化補助金の第19回までの平均採択率は約59%です。

過去には採択率が90%を超えた回もありましたが、近年は40~50%台で推移しています。

持続化補助金の採択率の推移


持続化補助金の採択率は、公募回によって変動しています。

直近では、第16回の採択率が37.1%まで低下しました。第17回以降は持ち直しているものの、以前と比べると採択の難易度は高まっていると考えられます。

そのため、要件を満たして申請するだけでなく、経営課題や販路開拓の取組、期待できる効果を具体的に示した事業計画書を作成することが重要です。

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第19回公募の採択結果はいつ発表される?

第19回公募の採択結果は、2026年7月頃に発表される予定です。

第19回公募の申請は2026年4月30日(木)2〜3ヶ月後に採択結果が公表されると記載されており、このスケジュールに沿って7月頃の発表が見込まれています。

なお、過去の事例では申請件数が非常に多い場合に発表が遅延したケース(第17回など)もありますが、現時点での公式サイト等の情報に基づく目安は2026年7月となります。

第19回の採択率は、直近の傾向から45%〜50%前後になると予想されます。

根拠となる近年の採択率データは以下の通りです。

  • 第18回:47.5%

  • 第17回:51.1%

  • 第16回:37.1%

  • 第15回:41.8%

第16回で37.1%まで大きく低下した後、第17回、第18回と40%台後半から50%台で推移しています。

前回の回答でご提示いただいたデータ(第19回:48%)もこの傾向に合致しており、審査の厳格化が進んでいる現状を踏まえても、概ねこの範囲内に収まる可能性が高いと考えられます。

過去10年間で最も高かった第7回の69.8%と比較すると、近年は採択率が低下傾向にあるため、引き続き高い水準の事業計画が求められるでしょう。

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第20回公募の採択結果はいつ発表される?

第20回公募の採択結果は、2027年2月〜3月頃に発表されると予想されます。

公募要領では、通常、申請締め切りから2〜3ヶ月後に採択結果が公表されると記載されています。

第20回の申請締切は2026年12月15日であるため、このスケジュールに沿うと年明けの2月から3月にかけて発表される可能性が高いです。

公式サイトの情報に基づく第20回の公募スケジュールと、過去の傾向から予測される採択発表時期は以下の通りです。

項目

日程

公募要領公開

2026年5月27日(水)

申請受付開始

2026年11月5日(木)

事業支援計画書(様式4)発行の受付締切

2026年12月4日(金)

申請受付締切

2026年12月15日(火)17:00

採択発表(予測)

2027年2月中旬〜3月上旬頃

※予定は変更される場合があります。特に申請件数が非常に多い場合は、第17回のように発表が遅延する可能性もあります

持続化補助金の採択率を高めるには?

持続化補助金の採択率を高めるには、「なぜこの取組が必要なのか」「どのような成果が期待できるのか」が伝わる事業計画書を作成することが重要です。

導入したい設備や実施したい取組を並べるだけでなく、現状の課題から補助事業の内容、期待できる効果までを一貫して説明しましょう。

経営課題を具体的に示す

まずは、自社が抱えている経営課題を具体的に示します。

「売上を伸ばしたい」「新規顧客を増やしたい」といった抽象的な説明だけでは、補助事業の必要性が十分に伝わりません。

売上高や顧客数、客単価、商圏、業務時間などの数値を用いて、現状を客観的に説明しましょう。

例えば、「新規顧客数が前年より20%減少している」「既存顧客の60%が50代以上で、若年層を獲得できていない」など、課題の根拠を示すことで説得力が高まります。

課題と補助事業を結び付ける

明らかにした経営課題を補助事業によってどのように解決するのかを説明します。

例えば、若年層の新規顧客が少ない場合は、若年層向け商品の開発やSNS広告、オンライン予約機能の導入など、課題の解決につながる取組を記載します。

「現状の課題→課題の原因→実施する取組→期待する効果」の流れを明確にし、事業計画全体に一貫性を持たせましょう。

売上や顧客数の目標を数値で示す

補助事業によって見込まれる効果は、売上高や売上総利益、顧客数などの数値で示すことが重要です。

例えば、「売上を増やす」ではなく、「新規顧客を月20人獲得し、客単価5,000円で月10万円、年間120万円の売上増加を目指す」と記載します。

数値目標を設定する際は、以下のような根拠も示しましょう。

  • 現在の顧客数や客単価

  • 商圏内の人口やターゲット層

  • 過去の販売実績

  • 広告からの問い合わせ率

  • 設備の生産能力

  • 見込み客へのアンケート結果

第20回公募では、市場や顧客ニーズを客観的なデータで分析し、補助事業による売上高や売上総利益の増加を定量的に示すことが重要です。

現在の実績を基に、実現可能な目標を設定しましょう。

自社の強みと市場ニーズを説明する

事業計画書では、自社の商品やサービスが顧客に選ばれる理由も説明します。

価格や品質、技術力、立地、接客、専門性、納期、アフターフォローなどの強みを整理し、競合他社との違いを明確にしましょう。

例えば、「高品質なサービスを提供している」ではなく、「地域では自社だけが有資格者による即日対応を行っている」など、具体的に説明します。

自社の強みを裏付ける資料としては、以下のような情報が有効です。

  • 顧客アンケートや口コミ

  • リピート率

  • 過去の販売実績

  • 保有資格や受賞実績

  • 競合他社との比較

  • 地域や業界の統計資料

市場規模や顧客ニーズも示し、自社の強みを生かした取組によって売上の増加が見込めることを説明しましょう。

加点項目を活用する

持続化補助金では、事業計画書の審査に加えて、一定の条件を満たす事業者を対象とした加点審査が行われます。

第20回公募で想定される主な加点項目は、以下のとおりです。

加点項目

主な対象・内容

注意点

賃金引上げ加点

従業員の賃金を一定以上引き上げる事業者

賃金台帳などの提出や、補助事業終了後の要件達成が必要です

経営力向上計画加点

「経営力向上計画」の認定を受けている事業者

所定の基準日までに認定を受ける必要があります

事業承継加点

後継者候補への事業承継を予定している事業者

代表者の年齢や後継者候補などの要件があります

後継者支援加点

後継者候補が事業承継に向けた取組を行っている事業者

対象となる支援制度や必要書類の確認が必要です

小規模事業者卒業加点

従業員を増やし、小規模事業者の基準を超える計画を立てる事業者

補助事業終了後に従業員数の要件を満たす必要があります

健康経営優良法人加点

「健康経営優良法人」の認定を受けている事業者

基準日時点で有効な認定を受けている必要があります

地域別最低賃金引上げ加点

地域別最低賃金の改定に伴い、従業員の賃金を引き上げた事業者

賃金台帳など、賃上げを証明する書類が必要です

災害加点

指定された災害の影響を受けた事業者

対象地域や被害状況の要件があり、罹災証明書などが必要になる場合があります

加点項目を利用する際は、申請画面で選択するだけでなく、認定書や賃金台帳などの証明書類が必要になる場合があります。

申請前に、以下の点を確認しましょう。

  • 加点の対象要件を満たしているか

  • 申請時に加点項目の選択が必要か

  • 認定や証明書の取得期限に間に合うか

  • 必要書類を提出できるか

  • 補助事業終了後も要件を達成できるか

加点項目を活用すると審査で有利になる可能性がありますが、採択を保証するものではありません。まずは事業計画書の内容を充実させたうえで、自社が利用できる加点項目を確認しましょう。

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よくある質問

Q.持続化補助金の採択率は何%ですか?

直近の平均採択率は約48%です。

近年の推移を見ると、第14回の62.4%から、第15回(41.8%)、第16回(37.1%)と低下しましたが、その後、第17回(51.1%)、第18回(47.5%)と、おおむね 40%台後半から50%前後 で推移しています。

過去10年間では第7回の69.8%が最高でしたが、全体的な傾向として採択率は年々下がる傾向にあります

Q.創業型と一般型ではどちらの採択率が高いですか?

直近の採択結果では、一般型の方が創業型よりも採択率が高くなっています。

公募区分 申請件数 採択件数 採択率

一般型・第18回:約48.1%

創業型・第2回:約38.1%

ただし、一般型と創業型では対象者や申請要件が異なります。採択率の高さだけで選ぶのではなく、自社が対象要件を満たす申請枠を利用しましょう。

Q.不採択になった場合は再申請できますか?

はい、不採択になっても次回の公募で再申請(リベンジ申請)をすることが可能です。

実際に、不採択になった事業者向けに「リベンジ申請のご相談」を受け付けている支援機関の例がソースに記載されています。

ただし、前述の通り採択率は低下傾向にあり、単に申請するだけでは合格は難しいため、不採択の原因を分析し、事業計画書の内容をブラッシュアップして再挑戦することが重要です。

参考:小規模事業者持続化補助金

参考:小規模事業者持続化補助金|採択者一覧

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監修者

監修者からのワンポイントアドバイス

近年は審査の厳格化が進み、採択率は40%台後半から50%前後の推移と、かつてに比べて狭き門となっています。現在の具体的な経営課題を数値で示し、それに対する施策と、導入後の売上・客単価向上へのプロセスがロジカルに繋がっていることが採択に向けて重要なポイントです。

井上 卓也
井上 卓也カミーユ行政書士事務所 代表・行政書士

補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。 慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。

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