【2026年版】引っ越しに使える補助金はある? | みんなの補助金コンシェルジュ

【2026年版】引っ越しに使える補助金はある?

10万円近くかかってしまう引っ越し費用。なるべくコストダウンして引越しをするなら補助金の活用がおすすめです!本コラムでは引越しをするときに使える補助金を紹介します。引越しを検討されている場合はぜひご活用ください。

執筆: 梅沢 博香公開日: 2024-03-27
引っ越しに使える補助金はある?
井上 卓也カミーユ行政書士事務所 代表・行政書士

補助金・助成金を専門とする行政書士として、補助金申請サポート実績300社以上を有する。 慶應義塾大学卒業後、大手製薬会社での経験を積んだ後、栃木県・兵庫県に行政書士事務所を開業。『事業再構築補助金』、『ものづくり補助金』、『IT導入補助金』をはじめ、地方自治体を含む幅広いジャンルの補助金に精通。リモートを中心に全国の事業者の補助金申請サポートを行っている。

引っ越しに使える補助金はある?

引っ越し費用や家賃、住宅購入費等が補助される制度があります。
このような制度はさまざまな種類があります。
引っ越しに使える補助金は、主に自治体が実施しており、利用する際には決められた条件を満たす必要があります。

引っ越しに使える補助金の対象になる世帯の条件

対象世帯

補足

主な補助金・助成金

新婚世帯

結婚を機に転入する新婚世帯を対象に、婚姻に伴う住居費や引っ越し費用の一部、または一定期間の家賃の一部を助成する自治体がある

結婚新生活支援事業 など

子育て世帯

義務教育修了前の子どもがいる世帯は対象になりやすい。

税務上扶養し同居していることが条件となる場合が多い。

出産予定のみの場合は対象外となるケースもある。

子どもの成長に伴い、自治体内でより広い住宅へ引っ越す場合に助成対象となることもある

次世代育成転居助成 など

ひとり親世帯

ひとり親として子どもを育てており、民間の賃貸物件を借りる場合が対象。

公営住宅は対象外となるケースが多い

ひとり親家庭住宅支援資金 など

移住を検討している方

他都道府県からの移住に伴う引っ越しを対象に支給される。

移住支援金 など

所得が低い世帯

離職や解雇、やむを得ない休業などにより生活に困窮している世帯が対象

住居確保給付金 など

高齢者の住み替え

60歳以上の単身世帯、配偶者が60歳以上の同居世帯、または60歳以上の3親等以内の親族と同居する場合など

高齢者世帯住替え助成事業 など

障害者・介護世帯

身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳などを所持している方が対象。収入額に応じて助成内容が変わる場合がある

民間賃貸住宅家賃等助成制度 など

地方の親との三世代同居・近居

子どもの世帯と親の世帯が、新たに近居または同居を始める場合が対象

三世代同居・近居支援住宅取得補助金 など

2026年最新!引っ越しに使える補助金5選

以下の引越しに使える主な補助金です。

  1. 移住支援金

  2. 住居確保給付金

  3. 結婚新生活支援事業

  4. 次世代育成転居助成

  5. ひとり親家庭住宅支援資金

「移住支援金」移住を検討している方が対象

「移住支援金」は、他都道府県から移住し、住宅を取得または賃借した世帯に予算の範囲内において移住・定住奨励金を交付する制度です。

項目

内容

対象者

・夫婦のいずれかが40歳以下(申請時)の若者世帯・世帯全員が静岡県外から富士宮市へ転入した世帯(転入日の前日まで1年以上、静岡県外に居住していたこと)

・富士宮市に5年以上定住すること・居住を目的に住宅を取得(新築または購入)する、または移住定住推進団体を介して空家住宅(一戸建てに限る)を賃借する など

支援金が支給される場合

住宅を取得または賃借したとき

支援金額

最大180万円

※静岡県富士宮市の場合

「移住支援金」申請の流れ ※静岡県富士宮市の場合(住宅を取得)

  1. 売買契約

  2. 所有権移転・登記

  3. 転居・住民登録

  4. 申請書の作成・申請

  5. 交付決定・奨励金受領

「住居確保給付金」所得が低い世帯が対象

「住居確保給付金」は、離職等により経済的に困窮し、住居を喪失した又は住居を喪失するおそれがある方に一定期間家賃相当額を支給する制度です。
支給額や対象者の条件は自治体によって異なります。

ポイント

  • 離職や自営業廃業等で収入が減ったときに使える

  • 「住居確保給付金」受給中は求職活動を行う必要がある

  • 一定の条件を満たす場合には支給期間を延長できる自治体もある

項目

内容

対象者

・離職または自営業を廃業した方・休業などによる収入減少により、離職・廃業には至っていないものの、それと同等の状況にある方

支給額

申請月の世帯収入額が基準額以下の場合:支給額=実際の家賃額申請月の世帯収入額が基準額を超える場合:支給額=基準額+実際の家賃額 − 世帯収入額※支給額は、生活保護法に基づく住宅扶助の限度額が上限

支給期間

原則3か月間※一定の条件を満たす場合、申請から3か月間を限度として2回まで延長でき、最長9か月間支給される

支給方法

大家の口座へ直接振り込み。自己負担分は、直接不動産媒介業者などに支払う

その他

住居確保給付金の受給中は、自立相談支援機関による就労支援や、ハローワーク・無料職業紹介・経営相談などを利用し、求職活動などを行う必要がある

※神奈川県横浜市の場合

「住居確保給付金」申請の流れ

  1. 住んでいる自治体のホームページで担当の相談窓口を調べる

  2. 相談窓口へ電話して面談を予約する

  3. 面談で必要書類などを教えてもらい書類を作成する

  4. 担当窓口に書類を提出する

  5. 審査通過後、支給対象になると証明書や決定通知が届く

「結婚新生活支援事業」新婚世帯が対象

「結婚新生活支援事業」は、家賃・引っ越し費用等の結婚にともなう新生活を支援する取り組みです。
たとえば、静岡県では県内27の自治体が「結婚新生活支援事業」を実施しています。
結婚するために引越しを考えている場合は、引越し先が対象かどうかを調べてみましょう!

ポイント

  • 年齢が若い夫婦ほど補助額が多い

  • 新築購入費用、賃貸の家賃、引っ越し費用、リフォーム費用等幅広く補助される

  • 人口が多い東京都と大都市圏近くの市町村は対象外だが多くの自治体が実施している

項目

内容

実施主体

県内27市町

対象世帯

令和5年3月1日以降に婚姻し、婚姻日時点で夫婦いずれかの年齢が39歳以下、かつ世帯所得500万円未満の新婚世帯

対象経費

婚姻に伴う住宅取得費用、住宅賃借費用、引っ越し費用、リフォーム費用

補助上限額

29歳以下:60万円/世帯39歳以下:30万円/世帯※年齢区分は夫婦いずれかの高い方の年齢による

その他

補助内容や要件は実施自治体によって異なるため、必ず各自治体の公式ホームページで確認が必要

※静岡県静岡市の「結婚新生活支援事業」の場合
「結婚新生活支援事業」申請の流れ ※静岡県静岡市の場合

  1. 必要書類を静岡市へ提出する

  2. 補助金交付決定通知兼確定通知の受け取る

  3. 請求書を提出する

  4. 補助金が振り込まれる(申請から受給までの期間は1か月程度)

「次世代育成転居助成」子育て世帯が対象(新宿区)

東京都新宿区の「次世代育成転居助成」は、子育て世帯が区内で民間賃貸住宅を住み替える際の費用負担を軽減する取り組みです。

ポイント

  • 東京都新宿区の取り組み

  • 助成が受けられる世帯数が決まっており予定数に達し次第受付け終了となる(早い者勝ち)

項目

内容

対象者

区内の民間賃貸住宅に居住し、義務教育修了前の子どもを扶養している世帯

助成対象となる経費

家賃の差額、引っ越し費用

助成額

・転居前後の家賃差額(月額上限3.5万円)・引っ越し費用の実費(上限10万円)

助成期間

家賃差額助成:最長2年間引っ越し費用:一括支給

その他

・50世帯限定(募集期間を3期に分け、各期ごとの先着順)・助成金は課税所得となり、確定申告が必要となる場合がある

「次世代育成転居助成」申請の流れ

新宿区の住宅課窓口または郵送で申請が必要です。

  1. 賃貸借契約を結ぶ前に「予定登録申請」をする(有効期間:申請受理日から3か月)

  2. 予定登録申請の有効期間内かつ引越し後30日以内に本申請をする
    「次世代育成転居助成」の公式サイトはこちら!

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「ひとり親家庭住宅支援資金」ひとり親世帯が対象

「ひとり親家庭住宅支援資金」は、母子・父子自立支援プログラムの策定を受けて、自立に向けて意欲的に取り組んでいるひとり親の方に対し、家賃の支払いを支援する「ひとり親家庭住宅支援資金」の貸付け制度です。
この貸付けは都道府県の補助事業として行われ、自治体によって若干条件が異なります。

ポイント

  • 貸付け日から1年間継続して就労すると償還免除になる

  • 最大48万円(ひと月4万、最長12か月)無利子の貸付けが可能

  • 「母子・父子自立支援プログラム」の策定を受け、自立に向け意欲的に取り組む方が対象

※「母子・父子自立支援プログラム」とは、児童扶養手当受給者に対し、個々のニーズに応じた子育て・生活支援や就業支援等の支援メニューを組み合わせた自立支援プログラムを策定して支援を行うもののことです。
「母子・父子自立支援プログラム」の詳細はこちら!

項目

内容

対象者

区内の民間賃貸住宅に居住し、義務教育修了前の子どもを扶養している世帯

助成対象となる経費

家賃の差額、引っ越し費用

貸付額

原則として、現在借り受け入居している住宅の家賃実費(管理費・共益費を含む)。

上限4万円

貸付期間

12か月以内

利子

無利子(連帯保証人不要)

返還が免除される条件

就業していない方が貸付開始から1年以内に、プログラムで定めた目標に合致する就職をした場合、または就業中の方が、プログラム策定時より高い所得が見込まれる転職等を行い、1年間継続して就業した場合は、貸付額が全額免除される

交付のタイミング

3か月ごと

※福井県の「ひとり親家庭住宅支援資金」の場合

「ひとり親家庭住宅支援資金」申請の流れ

  1. 就業相談(個別面談)を受けて、プログラム策定する

  2. 申請書類を自治体窓口に提出する

引越し費用を抑える方法

補助金以外に引越し費用を抑える方法を紹介します。

1. 早めに見積もりを取る

引越し業者の料金は需要に応じて変動します。早めに複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適なプランを見つけることができます。

  • 一括見積もりサイトを活用すると、複数の業者の料金を簡単に比較可能

  • 相見積もりを取ることで、値引き交渉がしやすくなる

2. 引越しの時期を調整する

引越し料金は繁忙期(3月~4月、9月)や土日祝日、月末に高騰します。費用を抑えるなら、平日や閑散期(5月~7月、11月~1月)を狙うのがポイントです。

  • 午前便より午後便・フリー便を選ぶ → 料金が安くなることが多い

  • 繁忙期を避ける → 料金が30~50%安くなる場合も

3. 荷物を減らす

引越し費用は荷物の量によって大きく変わるため、不用品を処分することでコストを削減できます。

  • メルカリやジモティーで売る → 不用品を現金化

  • リサイクルショップに売却 → 家具・家電を処分費用なしで手放せる

  • 自治体の粗大ごみ回収を活用 → 業者に依頼するより安く済む

4. 格安プランを選ぶ

引越し業者のサービスにはさまざまなプランがあります。安く済ませるなら、最低限のサービスに絞るのがポイントです。

  • 単身パックを利用する(荷物が少ない場合)

  • 荷造り・荷解きを自分で行う

  • トラック相乗り便や混載便を選ぶ(時間指定なしで料金が安くなる)

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